きりたんぽ70個

すっかりきりたんぽで調子付いている特殊学級。今度は市内の特殊学級合同学習会できりたんぽを振舞おうと企てた。
…が、参加する子供と教師と保護者は総勢50名以上。お米を2升炊いて、せっせと棒に巻きつけ、よせばいいのに炭火で焼くこと3時間。日も暮れた5時過ぎにようやく完成した。
しかし、経験と言うのは恐ろしいもの。生徒が作るきりたんぽは、はじめのうちは太さや長さが「これ、なぁに?」と言うくらい不ぞろいだったが、どんどん形や大きさが洗練されてきて、最後のほうでは売り物と遜色ないくらいの出来になった。
『習うより慣れろ』まさに格言どおりである。