匿名電話

先の日曜日にサッカー部の練習試合がありました。その際、霞はベンチでタバコを吸いました。そのことについて、今日学校へ匿名で「ベンチでタバコを吸うなんてけしからん!そんなことをしたら没収試合になるんじゃないか!?」という電話があったと、教頭から話がありました。
昨今の盲目的な嫌煙権の広がりは承知していますし、タバコを吸うのにふさわしくないシチュエーションであったことは認めます。ただ、一つ癇に障ったのは、その場で私に意見することなく、頭越しに学校へ“匿名電話”をかけてきたということです。
他人に意見するということは相当な覚悟が要ります。意見がぶつかるわけですから、自分の考えが否定されるリスクもあるわけです。そういったリスクから逃れ、自分の身分を隠して、相手から見えないところから批判するという、子どものいじめとまったく同じ構図の行動をとる大人に対して、無性に腹が立ちます。
「文句があるなら、俺の顔を見て話しなさい。」
ふだん、生徒たちに言っている言葉を、いい大人である保護者にも言わなければならないかと思うと、情けないです。