どこまでが守備範囲?

朝、学校へ行くと●●先生が深刻な顔をしています。
「昨日、Aさんのお母さんから電話があって…」
昔、Aさんが暴行されたことを警察に告訴しているが、もしかしたら立件できないかもしれない。『警察が立件できなかったら、俺が奴を殺してやる』とお父さんが息巻いている…と相談を受けたそうです。
これは完全に家庭内の問題です。が、生徒と深く関わっている特殊学級担任には、こういう相談が持ちかけられることが少なくありません。うちの校長は“即決”で「●●先生、家庭訪問に行きなさい。」と“職務命令”を出したようですが、学校の教員が家庭内の問題にどこまで立ち入ってよいものか…。
私たちは保護司でもなければ、民生委員でもないのです。