免停講習

今日は免停講習を受けに行ってきました。今回の速度違反に対する霞への行政処分は30日間の免許停止処分。今日、任意の「短期講習」を受け、試験(20分・40問)で34問以上回答できれば停止期間が29日間短縮される仕組みになっています。
講習を始めるにあたって、教官がこんな話をしていました。

みなさんはいろいろな違反でここに来ているわけですが、「そんなルールがあるなんて知らなかった!」という人はいますか?いませんね。知識として、ルールを知ってはいるんですよ、みなさん。でも、守れなかったんですよね…。だから今回講習を受けて、試験で良い成績をとって「安全運転者」だって言ったって、守ろうという意識がなかったら同じなんですよ、今までと。試験であまり点数が取れなくても、ルールを守らなくちゃ!って思ってくれる人のほうがよっぽど「安全運転者」なんですよ。

「ルールは知っている。でも守れない。」…核心をつく一言でした。また、こんな話もしていました。

人は「危険だ」と思うとルールを守るんです。「大丈夫だ、平気だ」と思ったときにルール違反をするんです。交通事故で死亡する人が減ってきたといったって、年間7,000人以上が亡くなっているんですよ。毎月ジャンボ機が2機ずつ落ちているんですよ。どうですか?自動車は安全ですか!?

「ジャンボ機が2機落ちる」…イメージが鮮明に浮かぶ例えです。説得力がありました。
うちの県では全ての中学生に「規律ある態度」を身につけさせるよう、通達が出ています。生徒たちに「規律」について話すとき、どんなことをどういう風に話せばよいのか…今日の講習はかなり参考になりました。
でも、講習の手数料は13,800円、*1痛い出費でした。

*1:簡易裁判所・免許センターまでの交通費も含めると、今回の速度違反のために80,000円も払いました。