成年後見制度

成年後見制度とは、精神上の障害により判断能力が不十分な人について、契約の締結等を代わりに行う代理人などを選任したり、本人が誤った判断に基づいて契約を締結した場合にそれを取り消すことができるようにすることなどにより、これらの人を不利益からまもる制度です。

法務省:成年後見制度~成年後見登記制度~

特殊学級の生徒の中には、将来経済的に自立できそうな子*1が何人もいます。ただ、自分が働いて作るであろう“財産”の管理がきちんとできるかというと、正直なところ難しいです。そういう生徒の保護者に、霞はこの「成年後見制度」を積極的に説明しています。
ところで、しばらく前の話題ですが、花田勝氏が貴乃花親方(花田光司氏)に「戸籍を分けたい」と言ったとか、言わなかったとか。そのニュースを耳にして、霞は首をかしげました。
花田勝氏も花田光司氏も、結婚してたよね…」
“血族としての縁を切りたい”ということが言いたくて「戸籍」という言葉を使ったのなら納得できるのですが、文字通り“俺とお前は今まで一つの戸籍に入っていたが、これを機会に別々に戸籍を作ろう”というのであれば、相当な事実誤認、判断能力の欠如といわざるを得ないですね。まさに「成年後見人」「保佐人」「補助人」が必要な状況ですよ。こういう人が何億円ものお金を動かす日本の世の中…背筋が寒くなりますね。

*1:企業への就職ができそう…という意味です。