身体と気持ちのギャップ

1年生の交流体育はマット運動をやっています。前転、後転、開脚前転、倒立前転…特殊学級の生徒にとって、なかなか難しい課題が続きます。チームティーチングに入っている霞は、交流している特殊学級の生徒だけでなく、通常の学級の生徒の中でも『マットがちょっと苦手』という生徒にもアドバイスをしていきます。
器械運動の動きは言葉だけではうまく伝えられないので、実際にやって見せる場面が多くなります。今日は倒立前転と側転が課題でした。いざやって見せようとすると、腕に力が入らなかったり、足がきちんと上がらなかったり…気持ちは今でも20代ですが、身体はしっかり40代になっています。
また、“やろうとしているんだけど、思うように身体が動かない”という、特殊学級の生徒によくあるシチュエーションを、思わぬ形で実感させられることになりました。