市内合同学習会

今日は第1回市内合同学習会「ジャガイモ掘りをしよう」がありました。

はじめの会
世話役の校長先生と会場の児童館長さんからあいさつをいただきました。今回の世話役はうちの学校の校長だったのですが、聞いている相手にそぐわない、とんちんかんな挨拶は相変わらずです。
新しい友達の歓迎会
各校ごとに自己紹介をします。小学生は歌を織り交ぜたかわいい雰囲気、中学生は所属する部活動や今年の目標など規律ある雰囲気の自己紹介になりました。
ジャガイモ掘り
4つの班に別れ、児童館裏の畑に3月に植えたジャガイモを掘ります。昨日の雨で畑が少しぬかるんだので、小学生は長靴をはき、中学生は裸足でやりました。
お昼ごはんづくり
予め買っておいたジャガイモを使った「ポテトサラダ」、今とれたばかりのジャガイモを使った「カレー」を作りました。今年は例年になく保護者からの“差し入れ”が多く、カレーが残ってしまって難儀しました。
おわりの会
各班の班長が、一日の感想を発表しました。市内2小学校、2中学校の特殊学級に在籍する児童生徒、教育相談対応で授業を受けている児童生徒、その保護者、そして特殊学級の担任の総勢49名が集まりました。

さらに今回はスペシャルゲストがありました。この4月に市内の特殊学級から県立養護学校の小学部に“転校”していったAちゃんが担任の先生・校長先生と一緒に特別参加したのです。県立養護学校では、在籍する児童生徒が住んでいる地域の小中学校との交流「居住地交流」を推し進めていますが、小中学校の受け入れ態勢の難しさから、なかなか実現していませんでした。今回、Aちゃん自身が行事に慣れ親しんでいて、教師もAちゃんのことをよく分かっているという、特別な状況ができたので“パイロット事業”として交流が実現したわけです。
Aちゃんは去年と同じようにのびのびと行事に参加し、養護学校の先生はAちゃんのそういう一面を見つけることができ、一定の成果を上げることができたのではないか、と思います。