メキシコから“留学生”が来ました

今日から15日までの2週間、メキシコ在住の『日本人』がうちの学校(通常の学級)に通うことになりました。
彼はメキシコの学校の休みに合わせて6月末に4年ぶりに来日。で、せっかくだから小学校のときにいっしょだった友達が通ううちの学校に通いたいと…
編入ではなく「体験入学」だそうです。それも期間限定、うちの学校に入学するつもりは全くないという、いわば“私費留学”みたいなものです。
それにしても市教育委員会も思い切った決断をしたものです。はっきり言って普段の生活指導に四苦八苦しているうちの学校に、ちょっと変わった格好をした昔の顔なじみが来るわけです。もう生徒たちは朝から浮き足立って、入れ替わり立ち代り彼の姿を覗きに来ていました。彼がいる限り、学校内の決まりごとに『例外』がいろいろと出てきて、生活指導がますますやりにくくなりました。
学期末のこの時期は成績処理やら事務処理やらとにかく忙しいのに、“余計な仕事が増えた”と眉間にしわを寄せる教員もいます。現場のことをまったく考えていない市教育委員会。何でこんなことを許可したのでしょうか?どんなメリットがあると考えたのでしょうか?