ジャージ姿で万引き

夏休み中の3日間、特殊学級の生徒も含む2年生全員が、地域のお店・工場といった事業所で実際に仕事を体験する“社会体験事業”が行われます。今年は霞が主担当*1になっており、事業所ごとに生徒を振り分けられたので、各事業所に電話で連絡を取っていました。
近所のスーパーへ電話をかけたときのことです。店長さんの口調がいかにも苦々しいものでした。聞くと、今日の夕方、うちの学校のジャージを着た女子2名がペットボトル飲料を万引きしたとのこと。そんな学校の生徒を、おいそれと引き受けるわけには行かない…ということなのです。
早速教務主任・学年主任・生徒指導主任と連絡を取り合い、すぐに会って話をしたいので時間を作って欲しいと電話をかけなおしたのですが、忙しいので後にしてくれと言われました。教頭からの指示で、明日の午前中にでも霞と学年主任とで手土産を持って訪問することになりました。犯人についてはビデオなどの証拠はありませんが、おそらく、まともに授業にも出ないで悪さばかりしてふだんから手を焼いている3年生の女子だと思います。
「学校の名前を背負って立つ」を100%裏の意味で思い知らされた、今回の事件です。

*1:うちの学校は特殊学級担当も各学年の仕事『分掌』を分担しており、ときどきこんな大仕事を任されることもあります。