障害物リレーの練習

いよいよあさっては体育祭です。特殊学級の生徒たちは全部全員「交流学級」の一員として参加します。全員参加の種目だけでなく“個人種目”にも出るのです。
さすがに真剣勝負のリレーには出られませんが、障害物競走とかムカデ競走とか、そんな種目に出場します。比較的障害の軽い生徒は“普通の”練習で本番に臨むことができますが、障害が重くなるにつれ、“本番の様子に似た状況での”練習が必要になってきます。これまで組体操や舞踊の練習に追われて個人種目の練習がほとんどできなかったので、実質的前日の今日、障害物競走の練習をしようと計画していたところ、無情にも雨…。場所を体育館に変え、陸上の高跳び用マットの代わりに“普通の”マットを、はしごの代わりにパイプ椅子を使って、練習してみました。
20分ほど、一人ずつバトンを持たせてやってみると、結構スムーズにできました。
体育祭本番では、できる限り特殊学級の生徒のそばにはいたくないのです。体育祭とか音楽会って『発表の場』ですよね。指導の場じゃないんですよ。だからそれまでの練習ではバンバン手をかけますけど、当日は“ほったらかし”なんです。霞は。
何年前だったかなぁ。本番の組体操で、特殊学級の生徒のそばで補助しようとした先生を怒鳴り飛ばしちゃったのは。