みんなで輪になって

今日の理科は専門の先生と一緒の授業です。昨日の室内花火の実験を見てもらうと「ちょっと待っててね。」と理科室から“静電気電池”を持ってきてくれました。

静電気電池のレシピ

  • プラスチック製のコップ(使い捨て)にアルミホイルをしわが寄らないように、かつ空気ができるだけ入らないように巻きつけたものを2つ作ります。
  • コップとコップの間に20cmほどの帯状のアルミホイル(端子になります。)を挟むようにして、2つのコップを重ねます。

「これからハンドパワーをココにためます。」
チャラチャ〜ンチャラチャチャ(マリックのテーマを口ずさむ霞…)
一緒に持ってきた塩ビのパイプを軍手で2〜3回こすって“静電気電池”に近づけ、それを10回ほど繰り返して静電気をためていきます。「さぁ、みんな!輪になって!となりの人の人差し指をつまんでごらん。」言われるまま、特殊学級の生徒と、霞と、○○先生が輪を作り、輪の端のAくんがコップをつかみ、Bさんが端子に触れたとたん…
ヴン
「わぁ!!!!」
大げさでなく、ビックリするくらいのショック!全員が同時に同じショックを受けるのです。
「ぼく、静電気はいいです…」と後ずさりするAくん。「もう一回!もう一回!」飛び跳ねておねだりするCさん。生徒の反応はそれぞれでしたが、大盛り上がりの1時間でした。*1 さすが、餅は餅屋です。

*1:ちなみに、指をつまむのではなく手をつないでしまえば、ビックリするほどのショックにはなりません。また、自分一人で“静電気電池”の端子に触れるよりは、何人かでつながって触れたほうがショックが大きくなるそうです。