特殊学級の大根

畑に植えていた大根がなかなか大きくならないものの、それなりの形になってきました。特殊学級では作業学習で作ったカレンダーの売り上げを学級遠足の経費に充てますが、(果ての二十日 - 特殊学級から養護学校、そして特別支援学校)ちょっとだけ足りないかな…という感じなので、この大根も売ろう!という話になりました。
そこで問題になったのが「価格」です。まず、新聞のチラシを持ってきました。スーパーで大根はいくらで売っているのだろう?探してみますが、なかなか見つかりません*1。やっと見つけたのが「1本149円/半分88円」という数字でした。
さらに、職員室にいる先生たちにリサーチしました。AくんとBさんが2人組になり、畑から大根を1本抜いて持って行き、「この大根、いくらなら買いますか?」と質問して回ります。その結果は…

  • 40円→1人
  • 50円→4人
  • 100円→2人

…となりました。
『みんなが喜んで買ってくれる値段はいくらかな?』と話し合った結果、1本50円になりました。1本あたりの値段としては、まあまあ妥当なところでしょうか。あとは誰に買ってもらうかです。同じ人に何本も買ってもらうのも申し訳ありませんから…

*1:大根に限らず、野菜の値段は高騰していて、客を呼び寄せる売り出しに出せないのです。だから、チラシに載っていないのでした