地域交流

市の小中特学合同学習会に、養護学校の児童生徒がいっしょに参加する形で“地域交流”が進んできていますが、今日はその打ち合わせ。*1
そこでサプライズ。市内の中学校特殊学級を卒業して行った高等部の生徒たち*2も参加したい…『したい』と言うより、『する』と“既成事実”になっていました。
高等部の生徒たちが参加するとなると、今までとは若干ニュアンスが変わって差し障りも出てきます。

出戻り?

彼らは特殊学級を“巣立っていった”生徒たちです。そんな彼らが「授業」である合同学習会に、ニコニコしながら集まってくるのはいかがなものかと。養護学校の担当からは「保護者からも強い要望が出ているんです。」という報告がありましたが、いつまでも中学校に未練を持っている保護者もいかがなものかと。さらに、そんな保護者を(良い意味で)突き放すことなく、いつまでも抱え込んでいる隣の中学校の特殊学級担任もいかがなものかと。
どれも“間違っている”とは言えません。心情的には理解できる部分もありますから。ただ、感情的に違和感を禁じえないだけです。霞のポリシーは「卒業したら、進路先がお前たちの学校であり職場である。決して中学校に来ちゃダメだぞ。」ですから。

高校生が小学生と…

基本的に“小中合同学習会”なんです。内容は小学校1年生の児童でも参加できるものになっています。ですから、中学生でも少々もてあましてしまうくらいなのです。そんな“お子様メニュー”の中に、大きな図体をした高校生が入って、本人たちはどんな気分なのでしょうか?「楽しい!」と感じてしまうとしたら、それはそれで問題だと思うのですが…。

*1:午後5時15分に教育委員会へ来るように連絡がありましたが…勤務時間外なんですけど…

*2:全て隣の中学校の卒業生たちでした。