来てくれるのはいいけど…

最近、特殊1組(情緒学級)が昼休みの“運動場”と化しています。
もともと1人学級で、生徒机などが少ないところに加えて、情緒学級なので*1必要最小限の備品しか置いてありません。従って、ほかの教室では考えられないくらい広大な“フリー空間”が広がっているわけです。
今どきの中学生はヘタレで、冬になるとなかなか校庭で走り回りませんから、絶好の“運動場”となるわけです。軍手を丸めたボールでサッカーをしたり、上履きをラケットに卓球をしたり、おしゃべりしたり、ガムをかんだり*2
おかげで、Aさんの居場所がなくなってしまいました。自閉の子で、賑やかな雰囲気やスキンシップを「不快」「苦痛」と感じる子は少なくありません。Aさんもそんな一人です。
“緊急避難”として、今週の昼休み、なっちゃんは特殊3組教室*3で過ごすことにしました。普段から触れ合うことで理解を進めようと、特殊1組の教室を3階に持って行きましたが、これでは本末転倒です。自分の力不足にがっくり落ち込みます…。

*1:物がごちゃごちゃ置いてあると、生徒の視覚に余計な刺激を与えることになり、学習に必要な刺激が薄められたり、生徒本人が不安定になったりする恐れがある…と考えているのです。

*2:今日は床に吐き捨ててありました。でも、現行犯でなければうちの中学の通常の生徒たちは絶対に認めません。

*3:1階の比較的人通りの少ないところにあります。