虫歯で歯医者

一昨日から右上の奥歯に激しい痛みが走るようになり、食べ物が十分に噛めなくなりました。昨日は3食、ほとんど丸呑み状態になってしまい、胃がもたれる結果に。さすがにこれではまずいということで、今朝、近所の歯科医に電話して予約を入れました。
生まれて2回目、実に12年ぶりです。診察室の中でどうしてよいものかわからず、きょろきょろしてしまいました。今の歯科医の診察台って、パーティションで区切られてるんですね。左側にあるうがい用の紙コップには自動で水が入るし、ペッと吐き出すところも自動で洗浄。いやはや、すごい。
右側のモニターには、ファイバースコープカメラで撮影した歯の様子が映し出され、「ほぉら、こんな穴が開いてるんですよ」なんて説明されます。とてもわかりやすいけど、あんまり気持ちのいいものじゃありません…
今回の霞の奥歯は、歯茎との境目に穴が開くタイプの虫歯で、かなり大きな穴になっているとのこと。ほっぺたの筋肉が発達しているために*1歯ブラシが届かないのも仕方がない、と歯科医に同情されました。「歯そのものがしっかりしているので、今日は穴に鎮痛剤を埋め込んで様子を見ることにします。これで痛みが治まれば後日穴を埋める処置をしましょう。ただ、痛みがぶり返すようなら神経を抜きますので、すぐに連絡してください。」と“インフォームドコンセント”がありました。
「失礼ですけど、学校の先生ですよね。*2春休みになってから処置しましょうか。」とあくまで物腰柔らかな歯科医が「ちょっと時間を下さいね。」と言って前歯にキュイ〜〜〜ン、シュ〜〜〜、キュイイイ〜〜〜ンと“処置”を始めました。「??あれ??前歯は痛くないのに??」と面食らっている霞に「はい、これ。」と歯科医が見せてくれたのは、米粒くらいの黒い物体。歯石です。「今、口の中がずいぶん変な感じでしょ。これが霞さんのオリジナルの歯並びなんですよ。」恐れ入りました。痛み止めの錠剤2錠を含めて診療費は2,050円。車のルームミラーで、思わず自分の歯を眺めちゃいました。
ところで…
処置中は歯科医の胃袋がちょうど患者の耳元に来るんですよね。お昼時に行ったので、『キュ〜〜〜ルグルグルグル…』って音が聞こえてきて、あやうく吹き出すところでした。

*1:それって、エラが張ってるってこと?

*2:『公立学校共済組合員証』という保険証で、職業がばれてしまいます。