南極物語

今日、テレビで「南極物語」(オリジナル)を見ました。何を隠そう、この映画を見たのは今日が初めて。あんなに話題になってたのに、23年間、劇場でもビデオでもDVDでも見てなかったんですよね。
で、感想は「こんなに“残酷”な映画とは思わなかった!」タロとジロが走ってくるシーンだけはCMで見てて、そういうイメージで見始めたんですけど、タロ・ジロ以外の犬たちが死んでいく様が生々しくて…。よくもまぁ、動物愛護団体からクレームがつかなかったなぁ、っていうくらいでした。だからこそ、再会シーンが感動的なんですけどね。*1
実は、今日の昼間、ディズニーリメイクの「南極物語」のほうを先に見ちゃってたんですよ。オリジナルを見ちゃったら、ディズニー版は薄っぺらくて薄っぺらくて。う〜ん…何と言うか、設定・キャスト・演出、全てが“軽い”んですよ。お気楽“冒険家”のアメリカ人が『ちょっと待っててね』って犬を置いてきちゃうんですから。まぁ、この「毒のなさ」はディズニーらしいと言えばそれまでなんですが。
オリジナルとは全く別の物語だって考えたほうがいいかも。*2
…っていうか、ディズニーの「南極物語」の公式サイト(現在では消滅)、画像が全部高画質のFlashだし、いちいち音楽が流れるから重たくってしょうがない。自宅は未だにアナログ回線のダイアルアップ接続だから、1枚見るのに3分近く待たされる!

*1:犬を飼ったことがある人は気づいていると思いますが、ジロのほうは前足を突っ張っちゃって、嫌がってましたね…

*2:監督・キャストも「これはフィクション。オリジナルとは違う話だ。」って言ってますし、クレジットにも“Suggested by the Film『南極物語』”ってなってますもんね。