いじめ自殺予告に県教委も動いた

 今日の出張には県教育センター副所長も出席していたのですが、冒頭の挨拶の中で『伊吹文科大臣宛に届いた“自殺予告文”に関連し、教育センター・県教育委員会は対応に追われている』という話がありました。
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061107k0000e040057000c.html
うちの県にも「豊」の字がつく町があるため、早朝より対応しているということでした。つまり、伊吹大臣の発言はうわべだけのものではなく、実際に動いていたということです。また、このことは■■養護の朝の打ち合わせでも校長より伝達事項として告げられていました。
 この手紙を書いた本人は、本当にいじめに苦しんでいるのでしょう。今はそういう前提で行動しなければ最悪の結果につながる可能性がある以上、異論を挟むのは適当ではないと思います。
 ただ、今回の報道に触れ、現場の教員の一人として、私個人は辛い思いでいっぱいです。そんなに学校ってひどいところですか?そんなに教員って“ダメ人間”ですか?そんなに教育委員会って役立たずですか? ある週刊誌の新聞広告に「死にたいのは子どもだけじゃない」って見出しがありました。教員だって辛いんです。どうしてこんな世の中になってしまったのでしょうか…。

<参考>
http://d.hatena.ne.jp/rintarou/20061107/
証明書在中。(ただし印が不鮮明) - 小学校笑いぐさ日記