親の気持ち

2005-05-09の杉森津久美 - 特殊学級から養護学校、そして特別支援学校で書いたことに関連して…
ダウン症とか自閉症とか、障害とは何かということを、全ての教師が全ての児童・生徒たちにきちんと説明する『責務』があると考えます。ハンディキャップ(handicap)、いやディサビリティ(disabilities)のある人に対する思いやりを持つように、全ての教師が全ての児童・生徒たちに理解できるように説明していかなければならないと考えます。障害があるわが子に対して、親が「せめて小学校低学年のうちだけでも普通学級に入れてあげたい」と思う気持ちは否定しません。でもね…
養護学校特殊学級って、そんなに“嫌な”ところなんですか?養護学校は小中学校より“下級”なんですか?特殊学級は普通学級より“だめなところ”なんですか?
“違う”ということは、そんなに“悪い”ことなんですか?「わが子を普通学級に通わせたい」という親の心の奥底に、そんな特殊学級を見下すような意識が全くないのであれば、私がこんなに打ちのめされるような挫折感に襲われることはないのです。