指導主事訪問

今日は指導主事訪問がありました。指導主事訪問は一年で学校(というか、校長・教頭)が一番緊張する日です。

…これだけの人たちが学校を訪れ、こんなことをするのです。

    • 出席簿や学習指導要録などの帳簿の検査
    • 公開授業の参観
    • 研究授業についての研究協議
    • 教育委員会からの指示伝達

特に公開授業の参観は校長・教頭・教務主任が露払いを務め、まさに“院長先生の回診”白い巨塔の世界です。特殊学級は基本的に全ての指導主事が顔を出します。校長も得意顔で「ここが特殊学級です!」って感じで説明し始めます。時々、その解説がとんちんかんなのは困ったものですが…
今回、霞の公開授業を参観した指導主事は、「とかく小人数学級だと、生徒と先生が近づきすぎてしまうことがあります。その点、霞先生の授業は、先生と生徒がちゃんと距離感を保ち、節度ある雰囲気の授業になっていましたね。」という指導講評をしてくれました。特殊教育に通じた指導主事というのはなかなかいませんから、毎年毎年当たり障りのない空虚な指導講評*1を受けてきた霞にとって、このコメントは意外であり、ある意味「ちゃんと見てくれているな」と、ありがたいものでした。

*1:「特殊教育は教育の基本です!」「先生のご苦労には敬意を表します。」などなど