市就学支援委員会全体会

新人戦の試合を抜け出して、行ってきました。先日の専門委員会で検討した内容を、基本的にはそのまま追認する…というのが例年なのですが、今年の委員長*1は一味違いました。
「保護者の意向は意向として、ここではあくまで該当児童生徒の状態から、その子に必要な支援、教育の場は何なのかを考えなければならない。保護者の意向を参考にするというのは、教育委員会と保護者との話し合い、つまり次の段階の話である。」
アメリカのIEPを“信仰”している人にとっては違和感があるでしょうが、これが就学支援委員会の“厳密な”*2位置づけなんですよ。特別支援教育の理念は示されたものの、制度上の法整備がなされていない今、この委員長の発言を否定できないのもまた現実なのです。(こんなこと書くと、またいろんなところから反響がありそうだなぁ…)

*1:特学のある小学校の新任校長です。

*2:杓子定規とも言えますが…