市就学支援委員会専門委員会

新しく小学校1年生になる子供たちのケースについて、検討しました。今回印象に残ったのが「広汎性発達障害」の多さ。“自閉症”というケースはなかったのですが、「広汎性発達障害(自閉的傾向)」が全体の3分の2を占めました。20年ほど前に『うちの子は言葉が遅れているだけだ!“知恵遅れ”じゃない』という親がいましたけど、ネーミングの影響もあるのかなぁ。
そうそう、特別支援教育の考え方が特殊学級のない学校にもだんだん広まってきましたが、そこでまずスクリーニングにひっかかってくるのが「広汎性発達障害」かも。行動に特徴があって、目に付きやすいですからね。