レディースに諭される

今日はむちゃくちゃ寒くて*1中庭の池が完全凍結。不良どもが、この格好の遊び道具を見逃すはずがありません。放課後、氷を割ってあちらこちらに投げつけて大騒ぎ。
霞と数人の教員で「早く帰れ…」と説得して、全員が校門のほうへ歩きかけたときです。一人の不良が「あ♪忘れ物☆」とおどけて昇降口のほうへ逆戻り。霞の血管がプチン!不良の襟首をつかみ、更に首の肉をつかみ「ふざけんじゃねぇ!」を引きずり回しました。
「何しやがる!」不良も抵抗し、もみ合ううちに、たまたま持っていた*2バケツが不良の頭にかぶさる形になり、さらにヒートアップ。それでも今日の霞は過去最大級のキレ方で、不良をぐいぐい校門のほうへ引きずっていきます。霞の指が不良の首に食い込んで出血していることにも気づかずに…
校門まで引きずっていったところで「ちょっと待ちなよ!」と割って入ってきたのが、うちの学校のレディースでした。BIG3のそろい踏みです。
レ「あいつに謝んなよ!」
霞「何で俺から謝んなきゃいけないんだ!」
そんな押し問答から入りましたが、話をしているうちにリーダー*3から意外な一言。
「先生がキレる気持ちも分かる。私たちも先生たちにずいぶん迷惑かけたなって、最近わかってきてるんだ。あいつには私からよく言っておくから、先生ももうちょっとあいつらのいい所、見てやってくれよ。」
完全に立場逆転。ぐうの音も出ません。参りました。すっかり諭されてしまいました。

*1:朝の9時ごろ、突然の猛吹雪!調べてみると、筋状の雪雲が関東平野の真ん中にあるうちの学校の上まで来ているではありませんか!地元で季節風による吹雪を経験するなんて初めてです。

*2:不良どもが池に投げ込んだのを拾い上げたものですから、自業自得なんですけどね。

*3:実はこのリーダー、今日の不良の彼女なんだとさ…やれやれ