異動先で面接

夕方、異動先の■■養護学校へ面接に行きました。事務室に申し出ると、校長室に通されました。面接したのは校長・教頭が2人の計3人。しゃべったのはもっぱら校長で、教頭はほとんど座っているだけでした。
学校のパンフレットと学校要覧で概要を説明され、「面接者資料」を書かされました。

  • 氏名・住所
  • 家族構成
  • 持ち家か借家か借間か
  • 通勤方法
  • 教員免許状の種類
  • 勤務校の経歴
  • 研修歴
  • 特別支援教育でこれまでに力を入れてきた分野
  • 現任校での校務分掌
  • 趣味

…何でこんな項目があるのかな、って質問もありましたが。 そして、衝撃の事実が告げられました。
「霞先生は、小学部を担当してもらいます。3年生の担当ですね。」
視線が宙を舞って、クラッとしましたよ。さらに、
「うちは『特殊教育』に関してすばらしい先生がいますからね。いろいろと教わってください。」
校長にして、この発言です。一気にモチベーションが下がりました。
え?どこがおかしいかって?『特殊教育』ですよ、『特殊教育』!小学校・中学校の校長が言い誤るのはぎりぎり許せるかもしれません。でもね、養護学校の校長が平成18年の3月に『特殊教育』って言うなんて、あまりに勉強不足、意識が低すぎですよ。
それにねぇ、自慢するわけじゃないけど霞は15年前に特総研*1の短期研修に行ってるんですよ、全国の最年少で。10年前に長期研修*2に行ってるんですよ、20代で。ちょっとは研修歴にプライドあったんだけどなぁ。

*1:国立特殊教育総合研究所。現 独立行政法人 国立特殊教育総合研究所

*2:現職の教員が1年間、大学や研究所で研修する制度。