梨狩り

 遊び学習の中に位置づけられた「集団散歩」の“応用編”として、地域で梨を作っている農家の畑に行ってきました。
 ふだんの「集団散歩」は小学部低学年で行くのですが、今日は小学部全体。つまり、小1〜小6の50名以上の児童と40名近い教員がゾロゾロと歩いていくのでした。
 さて、梨に全く興味がない霞*1にとって、梨畑は不思議な空間でした。地上170cmに張られたネットに支えられ、ものすごく広い範囲(20畳くらい?)にいい具合の混み方で枝を広げた梨の木。そこにたわわに実った梨(今回の畑は『豊水』だそうです。)。子どもでなくても“取ってみたい!”という気持ちにさせられます。
 農家のおじさんが教えてくれた、梨をもぐコツは「下にひっぱると、梨は枝にしがみつくんじゃ。上に持ち上げると、梨は枝から手を放すんじゃよ。」というもの。確かに、梨の実を手でつかんで枝より上に持ち上げるとポロッと取れるんです。いやはや感動!
 予算の都合で*2取っていいのは一人2個まで。中には面白くて3個、4個と取ってしまった子もいましたが*3、みんなニコニコした顔で梨狩りができました。

*1:というか、梨を食べることができないのです…。

*2:子どもは一人300円ずつ集金していたのでした。

*3:後日追加料金をお支払いすることになりました。