自分の姿を見せる

国語・算数では引き続き『ももたろう』をやっています。

  1. 先生からお話を聞く。
  2. お話を聞きながら犬や猿の泣き声、雉の羽ばたく音を一緒に言ってみる。
  3. 犬・猿・雉・桃太郎・鬼の絵を持ってお話を聞く。
  4. 犬・猿・雉・桃太郎・鬼のつもりになって、お話の場面に合わせて前に出る。

…という段階を踏んで、今回はいよいよ簡単な衣装をつけ、『キビ団子をもらう』『(鬼が島に向けて)一緒に歩く』という“演技”をしてもらいます。
『衣装をつけ、みんなの前に立っている“自分の姿”を本人に見せてあげたいの。でも、鏡だと近く出ないとよく見えなくて、演技している全体が見えないのよねぇ…。』一緒に国語・算数を指導している先生のそんな呟きを耳にして、「!」とひらめきました。
放送室から移動用のテレビとビデオカメラを借りてきて、教室の後ろに設置。ビデオカメラの出力コードをテレビに直付けして、カメラをテレビの上に乗せ、ちょうど黒板の幅が画面の幅になるようにズームを調整しました。こうすると、自分の姿が鏡で見るより大きく映し出されます。「あ!自分だ!」ということに気づくと、児童たちのモチベーションは一気に上昇!画面を見てニヤニヤしながら、とても満足そうに演技してくれました。