内税表示の不思議


 今日の夕食はセルフ方式の定食屋さん。仔ダヌキと2人で9品食べました。
 味はそこそこ。ちょっとづつたくさんの種類のおかずを食べたいときに重宝している店なのですが、改めてレシートを見て、ちょっと疑問が。
 豚汁が税込で137円だったのですが、じゃぁ本体価格はいくらなの?という疑問です。

 税込価格=本体価格×1.05 ∴本体価格=税込価格÷1.05

という計算式が成り立つので、税込137円ということは本体価格130.4762円、消費税6.5238円になるのでしょうか。
 “消費税は1円未満切り捨て”“本体価格は円単位”ということを考え合わせると、本体価格131円、消費税6円だとつじつまが合います。でも、そういう解釈*1でいくと本体価格の合計は1,259円になり、消費税(当然1円未満切り捨て)を合わせると1,321円になるのです。
 税込価格の合計で税込1,319円。うち税が62円というレシートの計算は合っているし、損はしていないので文句はないのですが、なんだか釈然としないもので…。
 いや、仮に税込137円のおかずが本体130円と消費税7円、税込158円のおかずが本体150円と消費税8円、税込120円のおかずが本体114円と消費税6円だとすると、本体合計が1,254円で消費税合計が65円になって合計1,319円になるんです。でも、それって“1円未満の消費税切り上げ”つまり今回のケースで言うと3円が店の懐に入ってしまう詐欺行為になるわけで…。ちりも積もれば山となりますからねぇ。

*1:税込¥137→本体¥131、税込¥158→本体¥151、税込¥120→¥115