サツマイモ掘りwith町青少年育成会

 今日の“いも掘り”は学校の畑ではありません。町の青少年育成会が主催する行事です。
 小学部低学年の児童と教員で学校を出発。20分ほど歩いて、目的の畑に着きました。そこには青少年育成会長と3人の区長*1が集まっていました。
 『今年のイモは出来があまり良くないよ』と聞かされていましたが、うちのクラスの子どもたちが引き抜いた株には大きなイモがたくさん付いていました。「うんとこしょ!どっこいしょ!」まさに『おおきなかぶ』状態で芋づるを引き抜く子どもたちは大喜びです。株のまわりをスコップで掘り起こしてくれている区長さんたちも、穏やかに笑っていました。
 このサツマイモ掘り自体が昨年度から始まったものであり、青少年育成会の人たちも養護学校小学部低学年の“集中力持続時間”に慣れていないため、事前のあいさつが長かったのが玉にキズでしたが…。

*1:都市部の人に説明するのがちょっと難しい。自治会に似た組織で「行政組合」というのがあり、“大字”くらいの範囲を取りまとめるのが『区長』です。区長の下に町内会長がいて、組合長がいて、組合員=一般住民がいるという組織です。「自治会」との一番の違いは、町の行政に関わる庶務を補助する組織であって、住民からの意見を吸い上げるための組織ではないということ。広報や回覧を配布し、各種募金等を回収するのが主な業務になります。