芸術鑑賞会

 今日は体育館に小学部から高等部までの全員が集まり、隣町の高校吹奏楽部の演奏を聴きました。
 関東大会で銅賞をもらうくらいのレベルで、なかなか聴き応えのある演奏でした。演目は“ディズニー”“ジブリ”“アンパンマン”と小学部・中学部を狙ったものと、高等部をターゲットに『《アルルの女》第2組曲 より ファランドール』『イン・ザ・ムード』でした。
 小学部低学年は最前列に座っていたのですが、1年生のダウン症の男の子は腕を振り腰を振り足を踏みノリノリ。これが曲に絶妙に合っていて、いつの間にか“指揮”をし始めました。演奏している高校生も気がついて、微笑・苦笑・爆笑。演奏前のあいさつで本校の校長が「みなさん、いいですか?演奏中は立ち上がったり、おしゃべりをしたり、泣き声を出してはいけません。」なんて言っていましたが、養護学校の芸術鑑賞会です。これくらい“魂の叫び”を表現したっていいじゃないですか。ねぇ。