ダイソーの“在庫”

 文化祭の作品展示に向け、それぞれの担任が頭を悩ませているところです。そんな中、C先生が100円ショップのダイソーで“涙型ランプシェード”を買ってきました。
C先生「これ、何かに使えませんかねぇ?」
D先生「給食の牛乳パックを糸でぶら下げれば、気球のように見えるんじゃない?」
 このランプシェードは障子紙のような素材でできているため、うまく色がつけられれば面白いできになるかもしれません。
 ここで問題になったのが『ダイソーの在庫』です。ダイソー店内にも表示されているとおり、店頭に並んでいるものは原則として“現品限り”。思わぬ掘り出し物が見つかる一方で、同じものがいつまでもあるとは限らないのがダイソーです。
 うちのクラスで気球を作るとなると、“涙型ランプシェード”があと6個必要です。C先生はダイソー関東統括本部に電話し、近隣のお店の在庫状況を調べてくれました。すると、本校の北側にあるお店に5個、西側にあるお店に2個あることがわかりました。
 C先生の自宅は本校の北側にあるので、帰り道の途中になる北のお店にはC先生が買いにいくことになり、私は西のお店に買いに行くことになりました。
 …でも、私の家は本校の東側。正反対の方向なんだけどなぁ…