待てばできるのですが…

“できないこと”を指摘するのではなく、“できたこと”を褒めるやり方で、自閉症で行動障害があるAさんを『指導』して3日。

クリアできた課題
  • “○○するのは△△時△△分まで”という約束を守ること
  • 突発的に大声を出すことをコントロールすること
クリアできていない課題
  • 朝の着替え*1
  • 下着を着ること*2

『指導』の際に余裕があるかどうか、待てる時は大体うまくいっているし、どうしても待てない時はなかなかうまくいきません。まぁ、3日程度の『指導』で生徒さんに変化があるほうが“上出来”と言うべきなのでしょうが。
小中学校に比べれば“待てる余裕”がある特別支援学校ですが、それでも学級・学年・学部といった『集団』で活動している以上“この時間までにやらなければならない”という局面は少なくなく、そういう時の『指導』に難しさを感じています。

*1:本人の話題に固執があり、一つ一つ受け答えしないと先に進まないため、朝の会に間に合いません。

*2:Aさんには「シャツ、着ない!」という服装への固執があります。