友だちの顔を描かせてみたら

今日の美術は「友達の顔」。クラスの友だちを意識させる掲示物を作り、集団意識を高めるのが第一の目的ですが、顔に限らず全身を描いても良しとして、生徒さんの発達段階を探る狙いもあったりします。人物画を描かせることで心理状態・発達段階を診断する検査法として「グッドイナフ人物画知能検査」がありますが、その簡易版のような感じです。
いざやってみると、さすがに高等部なので目・鼻・口・髪の毛はほとんどの生徒さんが描けましたが、耳がなかったり、手の指が3本だったり、頭から直接腕がでていたり…。特に言語面が発達していると見落としてしまいがちな“本当の発達段階”が垣間見られました。