新潟中越沖地震（２）

浦和レッズが快勝し、NHKでエメルソンのヒーローインタビューを見ている時だった。ビリビリという細かい縦揺れを感じた。縦揺れの時間が比較的長かったので、遠くで地震が起きてるな…とのんびり構えていたら、その後の横揺れがとんでもなく大きかった。思わず隣にいた子どもをかばうように抱きしめると、リビングのシャンデリアが大きく揺れ、棚の端に置いてあった本が床に落ちた。テレビの画面はエメルソンからアナウンサーへ。
「新潟県中越地方を震源とする地震があり、同県小千谷市で震度６強を観測」
隣の隣の市では震度５弱を観測していた。うちの町は震度４だったようだ。その後も夜中まで何度も何度も地震を感じている。最初の地震はこれまで経験したことがないくらい揺れ幅が大きいものだったし、こんなに続けざまに地震を感じることも初めてだ。

2004年10月23日の日記を読み返してみました。休日の夕方、突然の地震だったことを思い出します。
この地震の震源地に近かったのが新潟県立小出養護学校。地震の直前からどのようなことが起きていたのか、「校長室から」というコンテンツの中で詳細に記述“されていました”。なぜ過去形なのかというと、現在ではサイトがリニューアルされ、「校長室から」がなくなってしまったのです。
そこでInternet Archiveを調べてみたところ、この時期のトップページとリンク先がちゃんと残っていました。

新潟県立小出養護学校（2005年2月当時 cache by Internet Archive）*1

今回の震源地に近い特別支援学校というと、病弱の新潟県立柏崎養護学校と知的障害の新潟県立はまなす養護学校。今のところ、どちらのホームページも変化がありません。さほど被害がなかったのか、更新することができないほど被害がひどいのか…。

*1:残念ながら、2008年に入るとInternet Archiveからも消えてしまったようです。