お盆でも研修会

世間は『お盆休み』で「高速道路は●●SAを先頭に渋滞▲▲km…」なんてニュースが流れていますが、私はまだまだお仕事。教育委員会主催のカウンセリング研修会に出席してきました。
そこでは、思わぬ形で“外から見た『特別支援教育』”を思い知らされることになりました。

「大変ですね」

様々な校種(小中高養…)から教員が集まる研修会だったので「■■特別支援学校の△△です。」と自己紹介すると、返ってくる反応は
「特別支援学校ですか。大変ですね。」


…何が大変だというのでしょう?
未だにそういう眼で見られているのかと思うと、切なくなってきます。

自閉症発達障害の原因

カウンセリングに関連して、講師の先生は様々な分野の話題に触れられていたのですが、その中で「発達障害」にも言及されていました。授業中に席を離れて出歩いたり、なかなか教員の指示に従わないといったケースでも、単に「わがまま」と判断せず、自閉症発達障害である可能性も念頭において観察・相談してほしいという趣旨でした。
すると、一人のベテラン女性教員が質問しました。
自閉症発達障害って、原因は何なんですか?」


自閉症発達障害は「原因不明」だということは常識ではないでしょうか?
こういうレベルの人たちにも「特別支援教育」に手を貸してもらわなければならないわけですから、気が重くなります。