“性”徒指導の彼女が…

“性”徒指導のAさんに関して、またまたお騒がせが…
Aさんを付け回すように、不審な男が学校の周りをうろついているのが心配だという、両親からの申し入れで、Aさんは自転車登校をしている。本来、Aさんの家は学校に近いので徒歩通学をしなければならないのだが、部活の練習を途中でも終わらせ、暗くなる前に自宅に戻らせたいという理由で、特別に許可を受けたのだ。
そういうことなので、本人と両親と同席したところで、

  1. 学校から自宅まで最短距離の道を通る。
  2. 友達と一緒に帰ったり、寄り道をしたり決してしない。

と約束をしたのだが、さっそく反故にされてしまった。『自転車がパンクしたので、スーパーへ行って電話をかけた。』と言っているが、うそはミエミエ。自宅は学校の北、スーパーは西。寄り道をしようとしていたのは明白だ。学校の校門前に公衆電話があるのだから。
さらに、『友達と一緒に帰ったほうが、安全だから。』とも言っているが、これにも困った。その“友達”、B子は例の不審な男と交友関係があり、Aさんが友達に“秘密”を漏らしたために、学校内にAさんについてのあらぬ噂が立ったということがあるからだ。それでもAさんは『B子とツルむようになってから男子が口をきいてくれるようになったんだ。B子は友達だもん!B子は親友だもん!』と言う始末。ついに霞もキレて机を蹴飛ばし、Aさんのカバンを投げ飛ばし、怒鳴った。「あぁ、お前は救うほどの価値などない奴だ!」結局知的な遅れがあるために“自分を守る”判断ができないのだが、中途半端に知恵があるものだから、いろいろな輩につけ込まれ、損をしたり被害を受けている。それは親も同様。どうにも肝心な所でトンチンカンなことをしてしまう。例の不審な男を自宅に寝泊りさせ、鍵を渡して自由に出入りさせていたのは、Aさんの父親だ。それでいて今ごろになって半年以上前の出来事について男を訴えようというのだから、どうにもついていけない。あぁ、こんな家族にあれこれ骨を折らねばならないかと思うと、気が重い…。