調査書作成委員会

高校入試で提出する調査書。その作成委員会とは、実は査定会である。つまり、「この子、ここの高校を希望してるんですけど、合格できますかねぇ?」という話し合いが行われているのだ。
うちの県では10年も前に「進路指導に偏差値は使いません!」と宣言しているが、田舎にあるうちの学校は、しっかり使ってる。「この子は内申は良いけど、偏差値が足りないね。」って感じだ。
この調査書作成委員会は、3年担当職員のカラーが良く出る。今年の職員はひどかった。学力不振で進路先で悩んでいる生徒については、笑いながら「行くところ、無いんだよねぇ」生徒指導で手こずらせる生徒については「コメントしたくありません。次に行って下さい!」こんな担任に進路先を決められる生徒たちがかわいそう…
…でも、「いくら言っても、聞いてくれない」ってケースがいっぱいあったから、生徒・親のほうも、ちゃんとわかってるみたい。