学級経営案

今日は学級経営案の作成日。締め切りは来週です。昨年度の学級経営案をもらい、子どもの成長に合わせて見直す形で作業を進めていたのですが、ここだけの話、いろいろと気がつくところがありました。最も「あれ?」と感じたのが指導の重点でした。
学校教育法において養護学校では児童生徒の実態に合わせて指導の形態を柔軟に編成できると規定されており、うちの県では次のように定義されています。

教科・領域を合わせた指導
「遊び学習」「日常生活学習」「生活単元学習」「作業学習*1
課題別の指導
「題材国語」「題材算数」「題材音楽」…*2
領域別の指導
「道徳」「特別活動」「自立活動」…これって、養護学校特殊学級での授業(指導)を考える際の基本中の基本なんですが、昨年度の学級経営案を見ると、こういう部分の言葉の使い方にかなり混乱が見られました。

う〜ん…。こんなちっちゃなところ、サラッと流してしまえばよいのかもしれませんが…

*1:小学部ではほとんど実施していません。

*2:“国語”といっても、教科としての「国語」の内容だけでなく、生活に即した形で理科や社会など、いくつかの教科の内容を関連付けながら指導する場という建前なので『題材○○』という呼び名になっているのです。