小学生への“プレゼン”の功罪

今日の集会は『夏休みの過ごし方』というタイトルで、1学期のいろいろな行事の写真や、“夏休みって長いなぁ”と意識付けするための40日以上のカレンダー、“知らない人についていっちゃダメ”“早寝早起きしよう”“お家のお手伝いをしよう”といった『夏休みのやくそく』を、研究部の先生たちがパワーポイントのプレゼン画面を使って児童たちに見せていました。
昨年度までは先生たちが“寸劇”で見せていたとのこと。今年度は若い先生たちが担当したのでパワーポイントを使う…と打ち合わせのときに説明がありました。最近よく見聞する“脳の働き”に関する解説によれば、テレビ画面を見ているときに脳はあまり働いていないとのこと。
今どきの大人たちは「パソコンを使えば、何となくかっこいい」と感じるのか、何でもかんでもパソコンを使ってやりたがりますが(こうやってブログを書いている私がこんなことを言っても説得力に欠けるのは重々承知の上で…)、今回に限っては“寸劇”のほうが良かったんじゃないかな…。漫然とですが、そんな気分になりました。