教育課程伝達講習

今年の伝達講習のテーマは「個別の支援計画」です。うちの県では障害者自立支援法の施行を受け、平成19年度から個別の支援計画の策定が義務付けられます。
まず教務主任から1時間、個別の支援計画の概論について話がありました。これまで自立活動などで作ってきた“個別の指導計画”は「個別の『教育』支援計画」としての位置づけになり、「個別の支援計画」の一部となることや、「個別の支援計画」は小1・小4・中1・高1の時期に見直し策定し直すこと、教育分野だけでなく福祉・医療・労働等の各分野とも連携をとりながら作るので“作成”ではなく“策定”という用語を使うこと…などが伝達されました。
続いて、今年度本校に異動して来た先生方による、前任校での“実践報告”がありました。「これからの研究授業は、“何を教えるか”が問題ではなくなります。“どのような支援をすれば、その子ができるようになるか”という視点で指導案が書かれる必要があります。“どのような支援をすれば…”その根拠が「個別の支援計画」になるわけです。
霞は2学期に研究授業をするのですが、大きな宿題をもらったような気がします。