県巡回就学相談

今年2回目の巡回就学相談に相談担当者として行ってきました。
午前中に担当したケースでは、お父さんの話される内容に一つ一つ相槌を打つことしかできませんでしたが、それでも、相談が終わって帰り際に「こうやって話を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になりましたよ。」と言っていただき、こちらこそありがたかったです。
午後に担当したケースは、お話を伺うと、学級担任・校長・教育委員会のそれぞれがちぐはぐな対応をしているために、保護者にとって不信感が高まった…とのこと。「何か理由やいきさつがあって、そのような対応になっているかもしれませんから、今まで以上に学校や教育委員会と話をしてみてください。」と言うのが精一杯でした。
「特殊教育」「特別支援教育」って、保護者の“感情”を無視して推し進めては、決して良い方向には行かないのではないでしょうか。結局のところ、学校にせよ教育委員会にせよ、担当者を信頼してもらえなければ話が先に進まない部分ってあると思うのです。