不審者進入対応訓練
昇降口から刃物を持った不審者が侵入してきたという設定で職員の対応訓練と児童生徒の避難訓練がありました。地元の警察官が不審者役になり、実際に刺股を使って制圧しながら児童生徒を避難させ、駆けつけた巡査に引き渡すというシナリオです。制圧訓練の際に防犯課長からいくつかアドバイスがありました。
- 刺股の使い方
- 不審者の前方から使うときは、胸部にたすき掛けするように当てること。腰部に当てたり水平に当てると、刺股の不審者側の方が力を入れやすいため、刺股を奪われてしまう。不審者の後方から使うときは膝を後ろから押すように当てる。前方から胸部、後方から膝を押されると、不審者は立っていられない。
- 不審者は壁・空き部屋に追い込む
- 対応する職員が襲われるリスクを回避するため、不審者を押さえつけるというよりも、壁・空き部屋に追い込むように。警察が来るまで時間を稼ぐという考え方で十分。
- 金属バットはご法度
- 不審者に対応する際、明らかに刃物を持っていたとしても、金属バットで殴りかかっては過剰防衛とみなされる恐れがある。また、不審者を必要以上に刺激すると不意の行動に出る危険性もあるので、モップ・箒等で対応して欲しい。
対応訓練・避難訓練のあとに体育館で行われた防犯集会では「イカのおすし」という話を聞きました。
- 知らない人と一緒にイカない
- 知らない人の車にのらない +おお声でさけぶ「たすけて!」
- すぐ逃げる
- 近くの大人にしらせる「変な人がいる!」