文化祭係別会議(ステージ発表係)

 会議と言っても、今日の内容はもっぱら“作業”でした。

 シーリングライトとは舞台前方から舞台全体に広く当てるライトのこと。ボーダーライトだけだと発表する児童生徒の顔が客席から見て影になってしまう*1ため、設置するものです。“設置”というのも、本校の体育館には備え付けのシーリングライトはなく*2、文化祭の期間限定で付けるからです。ただ、スチールの物干し竿にハロゲンライトを3つ固定し、紐で物干し竿を吊り上げるという“手作りライト”。以前から落下の危険性は指摘されているようで、来年度には天井から固定されたライトが設置されるとの噂*3があります。
 その設置作業中の話。袖幕やシーリングライトを吊り下げている紐の端をキャットウォーク*4の手すりに結んだのですが、私は後で解きやすいように結びました。すると、●●先生がそれを見つけて、
●●「霞先生、それじゃダメ。結んだところをガムテープでぐるぐる巻いてちょうだい。」
霞「え?だって、ここ子どもは通らないでしょ?」
●●「何が起こるかわからないのが“養護学校”なのよ!」
…ちょっと複雑でしたが、そういうものなのかなぁとブツブツ言いながらガムテープを取りに倉庫へ行きました。

*1:自分の子どもを見に来た親御さんからすれば、顔が見えないのはとんでもないことですので…

*2:ふつう、学校の体育館にはそんなものはありません。

*3:事務長は「私の力で付けさせる」と言ったそうですが、県財政逼迫の折り、予算が付くかどうか不透明な部分はあるので、あくまで“噂”です。

*4:高い窓を開け閉めするときに通る狭い通路