ランプシェードを使った気球作り

 昨日買った“ダイソーの涙型ランプシェード”に水彩絵の具で色をつけさせ、気球を作りました。色を塗らせるのにA先生が工夫してくれたのが『特製タンポ』です。

特製タンポの作り方

  1. 割り箸の先に、りんご等の緩衝材(細長い発泡樹脂が網状になっているもの)を丸めて紐でくくりつける。
  2. その上から布(さらし)で覆い、首のところを糸で結ぶ。

 この特製タンポだと絵筆よりも多くの水彩絵の具を含ませることができるため、一度に広い範囲を塗ることができるとともに、弱い力でも十分塗ることができます。さらに、ローラーとは違ってどの方向にも自在に塗り伸ばすことができます。また、叩くように使えば力加減によって大小の円を描くこともでき、変化をつけやすくなっています。
 クラスの児童たちは思い思いに色を塗りつけていきました。隙間なく塗りつぶしていくBくん。あっさりとサッサッと線を引いておしまいにしたCさん。(地の白の残り具合が絶妙な味を出していました。)黄・緑を主体に爽やかな感じに仕上げたDくん。赤・紫を多く使って情熱的な色合いを作ったEさん。みんな、自分なりに納得がいく出来だったようで、ニコニコしていました。 これらは文化祭の作品展示で公開する予定になっていますが、なかなかの出来栄え。作った児童たちも面白かったでしょうが、企画をした教員にとっても会心の授業になりました。