夏休みの宿題〜国語編
来週末からは夏休み。国語・数学でチームティーチングを組んでいるA先生から、宿題を出そうという話が出ました。
宿題を出すのは良いのですが、わざわざ保護者の方の手を煩わせるようなものでは本末転倒*1。できれば、生徒が自分ひとりで取り組めるものを出したいところ。そこで…
- テレビが好きなAさん
- その日に見たテレビの番組名を“漢字”で10回書く。
- ネットでの検索が好きなBくん
- ●ahoo!JAPANのトピックスに挙げられたニュース8件を“漢字”で3回ずつ書く。
- 食べるのが大好きなCくん
- 夕食のおかずを“ひらがな”で10回書く。
…といった課題はどうかと提案してみました。
「夕食のおかずって、個人情報になりませんか?」とA先生からツッコミが入りましたが、それはそれとして。
ただ単に『漢字の書き取り』よりは、普段の生活の中でよく目にする言葉や好きなモノ・コトに関連した言葉のほうが、生徒自身が興味を持って取り組めるだろうし、具体的なイメージと結びつけながら言葉や漢字を覚えられるのではないか…という発想の宿題です。
教師側の裏話を明かせば、こういう課題ならマス目だけを印刷した紙を渡すだけで準備が済むし…。
*1:保護者の中でも「宿題賛成派」と「宿題反対派」がいらっしゃるようですが、このあたりの“負担感”が分かれ目になっているようです。