PTA研修会

今日は“PTA副会長”として、周辺市町合同のPTA研修会に参加してきました。
「いじめ問題」の分科会に出席したのですが、様々な実践報告・意見交換がなされる流れの中で、結局『親が子どもの変化に気づき、早めに対処すべし。親が理解しなければいじめはなくならない』という結論になりました。「安全確保」「家庭内教育」の分科会でも、やはり『親がしっかりしなければ』という結論になったそうです。
確かに、学校現場で先生方は既に精一杯頑張っていらっしゃるし、PTAの立場からすればもっともな結論なのですが、何か引っかかる感じが…。


この何ともいえない引っかかる感じは、いわゆる『モンスターペアレンツ』の問題です。『親がダメだから子がダメになる』という話が『あそこの親はモンスターペアレンツだから…』というレッテル貼りに直結しそうな不安感を感じたのです。
“教員として”「親に理解してもらうのは難しい」ということは確かにあります。ついつい『あそこの親はモンスターペアレンツだから…』と思ってしまったことも、正直なところ何回かありました。ただ、「親」の立場であるはずのPTAの中で、はっきり言葉にはしていないものの、『問題がある子の親はモンスターペアレンツだから…』という雰囲気を感じてしまったことがショックだったのかもしれません。


う〜ん、考えすぎと言われればそれまでですが、どうもモヤモヤした感じが残った一日でした。