県特別支援教育研究協議会

年に一度の“県の大会”が行われました。今年は校内研修と重なっていて参加そのものが『ダメ』と言われていましたが、分科会の司会という派遣申請を出してもらったこともあり、結局は「出張」扱いで来ることができました。
霞が司会をする分科会のテーマは「総合的な学習の時間」。ところが、提案者×2・司会者×2・記録×2・指導者・世話役とスタッフが8人もいるのに、会場には12人しかいません。つまり、一般参加者はたった4人。そのうち1人は女性の若い通常の学級の担任で、“特殊学級における総合的な学習はどうあるべきか”という話し合いに発言を求めるのはちょっとかわいそうな状況です。はっきり言って司会をやめて帰りたくなりましたが、何とか間を持たせて分科会は無事終了。指導者の先生からは次のような助言をもらいました。

  • 「総合的な学習の時間」→教科でも領域でもなく、それらを“総合的に”学習する「場」
  • 「生活単元学習」→教科と領域の内容を“合わせて”指導する「授業の形態」

→これらの「基本」を理解していれば、おのずと“活動の目的”や“支援のあり方”が違ってくるはずである。

なるほどなぁ…と改めて勉強することができました。