2005-08-06 全情研東京大会 今日の出張 全国情緒障害教育研究協議会東京大会が東洋大学で行われました。第1日目の今日は 開会式 行政説明 特別講演 実践報告 「青森県における特別支援教育モデル事業」梅村博之先生(青森県教委) 「北区における東京都特別支援教育体制・副籍モデル事業」岩津泰彦先生(赤羽小校長) 「京都市における特別支援教育の取り組み状況」小松晃子先生(京都市教委) がありました。 行政説明 石塚謙二先生(文部科学省特殊教育調査官)から行政の現状について説明がありました。 あくまで私見ですが「自閉とLD、ADHDを“情緒障害”とくくって良いのか?」という問題提起がなされ、今後の課題になりそうです。 特別講演「動き始めた特別支援教育〜今、学校現場に求められているもの〜」宮崎英憲先生(東洋大学教授) “特別支援教育”の考え方を進めていけば学校全体の学力向上につながるという指摘は、興味深かったです。 実践報告 青森県では特別支援教育コーディネータの4割が教頭先生だという報告に、隣に座った先生と一緒に拍手!京都の報告はすごく力が入ったものだったのですが、正式名称『総合育成支援教育』通称『育(はぐくみ)教育』というネーミングに「何ですか、それは?」ズッコケました。 コメンテーターとして柘植雅義先生(文部科学省特殊教育調査官)が校長や教育委員会のリーダーシップ、明確な戦略の必要性を挙げたのには、とても新鮮な感じがしました。